オタク備忘録

アンジュルムはいいぞ

握手会童貞をアンジュルムに捧げてきた話

2016/10/19
アンジュルムの新曲「上手く言えない/愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間/忘れてあげる」リリースイベントinサンシャインシティ噴水広場

にて、生まれて初めてアイドルの握手会に参加しました。

 

現場に行き始めてから二年半。
リリースイベントにも何度も行ってるし、FCイベントのお見送りやハイタッチには参加したことあるけど、実は握手は初めて。

握手会の中でも比較的ハードルの低いリリイベでの握手会。
今までも参加しようと思うも、イベント後に予定があったり、今回のシングル買うほどじゃないな…(失礼)と思ったりと、機会を逃してきました。

そんな中、アンジュルムの今回の新曲がアタリすぎたのと、ちょうど噴水広場のイベント行ける!ということで、今回は買うぞ…と決めていました。

 

 

噴水広場に着いたのがイベント30分前で、左右の無銭スペースも埋まりかけてたので、とりあえずCDはイベント後にまだ残ってたら買うことにしよう、と。

イベント終了後、アンジュルム最高!!!!CD買わない選択肢はないでしょ!!!!!!ということで人混みの噴水広場を走ってCD売場に。無事握手券付きCDを購入……。オタク、これだけでもう満足。何気にアンジュルムのCDを買ったのも初めて。


 

 

自分の整番まで横のスペースからベテランオタク達の握手見学。

うわーかっさーかわいい…あんなしっかり握ってくれるのか…会話一往復はできるよな…推しのタケりなには少し話したいな…来週かみこのBDイベ行くけど、あの短い時間で「バースデーイベント」なんて単語使ったら失敗するよな………と考えに考えるオタク。これだけで相当疲れる。ループするオタクすげえ。

とりあえず全員に「応援してます」で、タケりなにはもう一言可愛いとか好きとか付け足そう、という作戦で落ち着く。




そしてついに自分の整番案内になって、荷物をまとめて、少し列が空いてから握手列に入る。

え……待って、
メンバーもうすぐそこじゃん、列の進み速くない?待ってまだ心の準備出来てない、おい前のオタクそんなに早く歩くな頼む、あれ?何話すんだっけ?バイ何も出てこない、待って待って一旦落ち着け、そうだ応援してますだ、分かんなくなったら応援してますって言えば大丈夫、おうえんしてますおうえんしてます(復唱)………………ウッッワーーーかっさー見えるーーーーーーカワイイーーーー目大きいーーーくちびるプルプルーーーー前髪そろってるーーーーーーウワーーかみこも見えるーーーーちっちゃいーーー目大きいーーーーーーーーー

 

 

冷静さを微塵も取り戻せないまま、てのひらチェックのお姉さんと手ぱっぱっして、いよいよ、いよいよ、握手のとき!!!!!
 並びは5期→1期。

 

 

まず、かっさー。

「応援してます」(緊張)
かっさー「ありがとうございます!」←めっちゃ元気。目キラッキラ。可愛い。
「す…すごいかわいいです」(思わず)
かっさー「ありがとうございます!!」←さらに前のめり。

いやーーーーかっさーめっちゃかわいい。すごい目見てくれる。あのキラキラの瞳であんなにしっかり見られたらたまらん。ずっと笑顔。めっちゃ可愛い。少し化粧が濃いところもあって更に可愛い。口紅じゃなくてグロス使ってるのが良い。くちびるも艶々プルプルキラキラでめっちゃ似合う。可愛い。
一人目から会話2往復もしてしまって内心少し焦る。


 

続いてかみこ。

「応援してます!」
かみこ「ありがとうございます!」
「あの…バースデーイベント、行きます!」
かみこ「!!!(目をパッと大きく開いて) 待ってます!!!!!(真顔)」

言っちゃったー!悩んだけどバースデーイベント行きますって言っちゃったー!長い単語言っちゃったー!
だってスゴイ可愛かったんだもん。ちっちゃくて。優しくて。目大きくて。応援したい!!!応援してるよ!!!って思った。前の人まだリカコと握手してるし、えーい言っちゃえ!と思って言った。
言った瞬間、ただでさえ大きな目が全開になって、目落っこちちゃうんじゃないかと思った。
若干剥がされつつも、しっかり握ったまま大きな声で「待ってます!!」って言ってくれたの超超嬉しかった。
それと、言ったら笑ってくれるかなーって思ってたから、まさかの真顔だったのが予想を超えて可愛すぎた。キャパオーバー。
「待ってます」って言いながら握手してる手をギュって握り直された。掴まれた。好き。

 

 

かみこが可愛すぎて早速余韻に浸り、三期と話すことを完全に忘れる。
何を言ったか記憶がない。多分会話してない。
確か「うわ~かわいい~…」とほとんど独り言に近い言葉を小声で言いながら通過した気がする。もちろん三期から言葉を返されてもないはず。オタクキモ。

 

りかこは大きかった。私は身長150㎝なので余裕で見上げた。額が汗ばんで前髪の生え際がちょっとはりついてた。かわいい。

あいあいはなんか芸能人に会った気分だった。いやみんな芸能人なんだけど。「うわ!あいあいだ!ほんもの!ぱっつん!黒髪!」って感じ。ここでちょっと現実に戻る。

むろはなんか茶髪。茶色い。

(むろのイメージ無さすぎてごめんな…)(かつたさんの握手直前でそれどころじゃなかったんだ…)


 

 

ここから二期。推し2連続だし、二期大好きだから緊張。


 

まずはかつたさん。

「応援してます。」
りなぷ「ありがとう」←笑ってる…
「wearいつも見てます」←多分言った
りなぷ「ありがとう(ニコッ)」

うわ~かわいい~…
デコだ…綺麗なおでこ…
てか肌まっしろ~ニキビ一つない…つるんとしていた…
wear見てますって言ってよかった。でも記憶が曖昧で本当に言ったか分からない。会話2往復したのは確かなんだけど。もしかしたら可愛いですだったかも。
そして笑ってくれたことに驚く。あの笑顔めっちゃ覚えてる。自分に笑ってくれるんだ、と思ってスッゴイ感動した。
思ってたより手を握られて戸惑う。すべすべだった。自分から離そうとしちゃったかも。もっとパッと離されると思ってたから嬉しかった。ときめいた。


 

続いてタケ。
「…(なんか言ったはずなんだけど記憶がない。多分応援してますかありがとう)」
タケ「ありがと~!」
「あの、タケちゃん、大好きです!」←すごい勇気出した
タケ「ありがとう~!」(左手でバイバイしてくれる)

あ~~~~かわいすぎた……
好きって言うか迷ったけど言ってよかった。
二言も話せると思わなかった。
握手初心者のくせに二言も話してしまってすいません早く流れます…と思ってさささと歩いてたら、タケが結構長い間こっちを見ながら手を握ってくれてることに、離すときに気づく。
うわ~さいこうかよ…わたしなんで見てないの…後ろの人と剥がしの人に気を使ってる余裕あるならタケのこともっと見ればよかった…バカ…とおもった。大好き。

 

 

続いてかななん。

うわ~~~~かわいい
ずるい。生で見ると一番印象が変わるのがかななん。って生で見る度毎回思う。

「…(見とれて話すのを忘れる)」
かななん、じっと目を見て軽く頷く

「応援してます」←定かでない
かななん「ありがとう。(^^)」←超優しい微笑み

なんかかななんって、見とれるんだよね。二期イベのお見送りのときもそう。かななんとこんな至近距離になるのは4回目だけど、まともに話せた記憶がない。近くで見るとかわいすぎる。可愛くって目を見たまま固まっちゃう。そしたらかななんもじっと見てくれるし、さらに優しくニコッて笑ってくれるから、それだけでもう満足しちゃうんだよね。だから毎回話せてない。
あとめっちゃ手すべすべだった。ダントツですべすべだった気がする。かななんに包まれた感ある。


 

最後あやちょ。オタク力尽きる。

「……あ……」(頭が真っ白で言葉が出てこない)
「あの…おうえんしてます……」
あやちょ「(ニーって感じの笑顔でゆっくり頷く。またニーってする。)」
「……ありがとう」←無意識。

最後のありがとうは何か本当に無意識に出た。
あやちょに対してのありがとうなのか、アンジュルムにありがとうなのか、こんな素敵なグループを作ってくれてありがとうなのか、初めての握手会で幸せな思い出を作ってくれてありがとうなのか、全っ然分かんないけど、ほとんど独り言で「ありがとう」って出た。たぶん聞こえてない。




こうして私の人生初握手会は終わった。

終わってステージから下りたあと、CD売場から、握手券まだありまーす!って声が聞こえて思わずもう一枚買おうとした。あぶない。欲張ってはいけない、この幸せな気持ちのまま終わりにしよう、と言い聞かせて我慢した。

いやあもう、満足。一枚でじゅうぶん。初めてにしては上出来。自分を誉めたい。みんな最高にかわいかった。こんなオタクに笑ってくれてありがとう。みんな優しい。すげー好き。これからもいっぱい応援する。

いや~握手ってこわいね。沼だね。1000円の価値観マジで変わるね。破産するね。


とりあえず一番思ったことは、初握手の相手がをアンジュルムさんで本当によかったということです。


握手券はこれからもリリイベでたまに買うくらいにしとこう、間違っても個別に応募したりなんてしてはいけない、と心に誓いました。